長瀞 舟下りと岩畳を堪能 どこへどうやって行けば楽しめる?
長瀞は岩畳で有名な埼玉県の避暑地です。熊谷在住時、酷暑に耐え兼ね、夏に長瀞を訪れました。岩畳は荒川沿いにあり、舟下りを楽しむことができます。とても楽しかったので、詳細をお届けします。
長瀞舟下りと岩畳
長瀞の岩畳は、隆起した結晶片岩が畳のように広がる長瀞の中心地です。対岸には秩父赤壁と呼ばれる絶壁や滝があり、荒川は岩畳で青い瀞となり美しいです。
ちなみに「瀞」とは、河川の流れの中で、深くて流れの穏やかなところのことです。
熊谷から秩父鉄道で長瀞駅まで50分。車でもほぼ同様の時間で到着できます。
今回は岩畳から南西方向の彩甲斐街道、長瀞駅前交差点近くの舟下りを選びました。
駐車場があるので便利です。
電車で長瀞に行く方は駅から近いお店のほうが便利です。
ショートコースを選択した場合、コースが2つあります。今回ご紹介するのは親鼻橋から岩畳までの Aコースです。知らなかったのですが、結果良かったです。
受付でチケットを購入し集合時間を教えてもらいます。3㎞のショートコースを選択しました。
集合時間まで少しの時間、ライフジャケットのかかった休憩所で待ちます。
集合時間になると、まずバスで3㎞ほど上流へ向かいます。降りるとライフジャケットを渡されます。
ぽつんと置いてある船に乗り込みます。最初に乗り込むと一番後ろの席になりました。
船頭さんの説明がよく聞こえて良かったです。
この荒川の川原にはキャンプ場があり、多くの観光客が楽しんでいます。
秩父鉄道の荒川橋梁を超えます。橋梁を超えたころちょうど電車がきました。
虎岩付近の岩が見えてきました。この辺はちょっとした急流です。
小滝の瀬に入ると、波がかからないように用意されたビニールをかぶります。
立派な隆起岩が続きます。
下船場に近づくと岩畳の上を観光客が散策しています。
長瀞駅付近に到着すると船を降ります。
なるほど、岩の上にあがりやすくなっているんですね。
泳いでいる外国人が数名いましたけど危ないです。
岩の上はどうしてなかなか素晴らしい景色です。対岸でカヌーやラフティングで楽しんだライフジャケットを着た子供たちが監視のもと泳いでいるのは楽しそうです。
岩の裏には緑もあります。沼みたいになってるので足をとられちゃいました。
階段を上がり、商店街を抜けると長瀞駅です。
帰り道、たくさんの舟を乗せているトラックとすれ違いました。クレーンで積み上げてトラックで上流まで運んでいるんですね。がってん。
長瀞は夏の酷暑を忘れさせてくれる風流な地域です。ゆったりとした心持でどうぞ。