まるのるま

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海外生活、旅行を通じた体験をもとに有益な情報をお伝えします。またチワワ達との愉快な生活もお届けします。

グランドサークル すごいツアーを見つけた! グランドキャニオン、アンテロープキャニオン、コロラドリバーを満喫

グランドキャニオン発、セスナでグランドキャニオンを飛行し、アッパーアンテロープキャニオンを観光、コロラドリバーをボートで下り、谷底から渓谷を楽しむという、約1日のツアーに参加しました。

グランドキャニオンを上から下から満喫できるだけでなく、近郊に住む原住民の生活や歴史にも触れ、ツアーから戻るとちょうど日没のグランドキャニオンまでも楽しめる、至極のツアーをご紹介します。

 

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ツアーに申し込もう 

レンタカーで旅行しているのにツアーに参加するのは少し抵抗がありました。

 

ページの町でアンテロープキャニオンのツアーが予約参加できなかったため、感動してもう一度みたかったグランドキャニオンに戻ってきました。

そこで素晴らしいツアーを見つけたのです。

 

Scenic Canyon River Adventure

grandcanyon.com

  • グランドキャニオンからページ/パウエル湖への景観の良いフライト。

軽食付き。グランドキャニオン、マーブルキャニオン, グレンキャニオンとパウエル湖の上空を飛びます。

  • アンテロープキャニオンの見学
  • コロラドリバーをボートで下りホースシューベントを観る。キャニオンウォールに上陸し昼食。

 

予約できなかったアンテロープキャニオンを観られ、数日にわたる重装備が必要なグランドキャニオンのトレイルは不可能だったので上からしか見られなかったコロラドリバーを堪能でき、追加してグランドキャニオンとパウエル湖を上空から見られるという至極のツアーです。

 

朝早くから夕方まで12時間と丸一日かかりますが、グランドキャニオンのホテルへ迎えに来てくれ、またグランドキャニオンへ送ってくれます。

 

戻ってくると、グランドキャニオンの日没が見られました。

一人当たり約400$ と決して安くはないですが、その価値ありですので紹介します。 

 

予約はネットか電話で可能です。

ページではいっぱいだったアンテロープキャニオンですが、ここからは予約可能でした。

 

持ち物は、パスポートなどのIDカメラやビデオです。

また上着、帽子、タオル、日焼け止めがあるとなお良いです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツアーの流れはこんなだ

 

1.セスナでグランドキャニオン上空をフライト、ホースシューベントも見える

 

朝6:00頃にグランドキャニオンナショナルパーク空港へ集合です。といってもホテルへ迎えに来てくれます。

空港についてチェックインすると朝食をくれます。

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Grand Canyon National Park Airport

871 Liberator Dr, Grand Canyon Village, AZ 86023

928-638-2446

 

時間になると呼ばれ、セスナに乗り込みます。ちゃんと航空券もあるんですね。

ちなみのこの時のメンバーで約1日ツアーを回ります。仲良くなれて楽しいです。

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ひとまず座席の左右どちらの風景が良いのかわからず乗りました。

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結果、ホースシューベントが見られるのは、左側です。でも右の景色もいいですよ。

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明け方のホースシューベントです。f:id:llmarunormall:20181122144137j:plain


一時間強、グランドキャニオンの上を飛び、パウエル湖が見えたらページの空港に降り立ちます。f:id:llmarunormall:20181122144312j:plain

さすがセスナ。時間内で自由に写真撮影可能です。 

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降り立つと、Antelope Canyonに向かう車が来るアウトドアショップへ向かいます。

結果このお店で30分ほど過ごしました。

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そしてこの後の説明があります。

 

2.アッパーアンテロープキャニオンの観光

 

おトイレを済ませ、お茶をしていると、ごっついSUVが来て、これに全員乗り込みます。

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15分ほどガタガタと揺られ、キャニオンの中に入り込むと、神秘的なキャニオンの間にポッコリと穴をあけるアンテロープキャニオンの入り口が見えてきます。

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ここから先は、ガイドについてアンテロープキャニオンのなかをどんどん進みます。

薄暗く、うねうねとうねる幻想的な光景が続きます。 

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ただ、下半分は人がびっしり。。。 この写真を撮れるのは偶然です。

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ガイドにきちんとついて回らねばならず、この周辺の自由に観て回る国立公園とは一線を画しています。

どんどん進むので、説明を聞いたら移動。撮影の時間はほぼありません。

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撮影をしたい場合は、撮影専用のツアーに参加することをおすすします。

 

どんどんどんどんすすんで、あっという間に反対側に抜けます。

こんな地形なので、雨が降ると鉄砲水が発生するとのこと、犠牲者がでるそうで天候の悪い日は来ることができません。

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アンテロープキャニオンは慌ただしくみることになってしまいました。これがツアーの苦手なところ。終わると、またSUVに乗って移動します。

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3.コロラドリバーの川下り

 

そして今度は、バスに乗り換えパウエル湖のグレンキャニオンダムに向かいます。

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パウエル湖はグレンキャニオンダムによりできている湖で、その水はコロラドリバーへと流れグランドキャニオンの間を流れていきます。

 

グレンキャニオンダムの横のトンネルから下に降り、一般車両は通れない道を通過してコロラドリバーへアクセスします。

バスを降りるとダムの真下を歩く間、配布されたヘルメットを着用します。

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川には、20人近く乗れそうなボートが用意されています。

今回は平日なので10名ほどで悠々と乗れました。

 

このダムの向こうにはパウエル湖が広がっています。

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ネイティブアメリカンのおじさんの船頭で出発です。

背後はダム、両脇は崖がそそり立つ水面をゆったりと流れていきます。

9月上旬の日差しはじりじりと熱く、指すように皮膚が痛くなります。

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船頭のおじさんは日本人の私たちにもわかりやすくゆったりとして英語で説明をしてくれます。

川の両サイドは高い崖がそそり立つのですが、どうやって描いたのか、絵が描かれていたりと、様々な歴史を刻んでいます。

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途中、広い洲のような場所に上陸し休憩です。

 

崖には原住民の文字が遺されています。風雨にさらされても遺っているんですね。そう簡単に人々が近寄れる場所ではないでしょうが、今後も大切にしてほしいです。

ここで昼食を食べます。そして休憩時間をみんなでのびり過ごします。

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コロラドリバーの水は、ここのじりじりとした熱い日差しと違い、きんと冷たくとても泳げはしません。

ガイドさん曰く、10℃くらいのようです。足をつけただけで限界でした。

 

でも全身で飛び込んでいるツワモノもいましたよ。服はすぐ乾くけど、心臓に気を付けて!!!

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ということで、持っているタオルを水に浸し、頭にのせて川流れ再開です。

頭上のタオルはあっという間にあっちあちになります。

 

コロラドリバー下りは続きます。

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船頭のおじさんが日陰に船を止め、ネイティブアメリカンに伝わるフルートで演奏してくれました。

グランドキャニオンの崖に響き渡り、音色の美しいその民族音楽は幻想的な空間を演出してくれます。

 

ほかに現代的なものが一切見えないこの景色の中で、彼らが生きる時代が見えるようでした。

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下流に流れるにつれ景色はどんどん変わります。

高い崖ばっかりだった景色から、広い草原が広がることもあり、中層の崖の上に野生の馬を発見しました。

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約2時間川下りを楽しみ、上陸した後は、大型バスでグランドキャニオンへ戻ります。

その間、みんな疲れてぐっすり寝ていましたが、実はその間も、日本では見られない景色がさまざまあるのです。

ピンクの渓谷があったりします。体力に余裕があったら見てくださいね。

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5.グランドキャニオンの日没を楽しむ

 

そしてグランドキャニオンへ戻ります。

 

別れを惜しむ間もなくすぐに夕焼けが始まります。この季節、毎日、夕焼けの景色が違うのでしょうか。赤や青や、オレンジがさまざまに組み合わさって刻々と様相が変化します。

しっかりとまったりと夕焼けを堪能して、今日のツアーは終了です。

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このツアーは、時間のない方には一挙にグランドキャニオン周辺を満喫できるおすすめのツアーです。

ぜひお愉しみください。

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さて、こののち今日はウィリアムズの町まで移動します。