ボストン観光 ミュージアムオブファインアート (Museum of Fine Arts) 米3大美術館で本物に出会う
ミュージアムオブファインアートは、マサチューセッツ州ボストン市にある、米国有数の規模を持つ美術館です。仏画、絵巻物、浮世絵、刀剣など日本美術の優品を多数所蔵し、日本との関係が深いことでも知られています。スケールの大きいアメリカの3大美術館のひとつはどんなところか、一部をご紹介します。
Museum of Fine Artにいこう
465 Huntington Ave, Boston, MA 02115
617-267-9300
美術館は1870年に地元の有志によって設立され、アメリカ独立百周年にあたる1876年に開館しました。
MBTAのグリーンラインでアクセスできます。駅名はMuseum of Fine Arts。建物も素敵です。
入場料は大人25USドル、10日間有効で、半券を持ってくると再訪時に無料で入館することができます。(2013年時点)
所蔵品は50万点を数え、「古代」、「ヨーロッパ」、「アジア、オセアニア、アフリカ」、「アメリカ」、「現代」、「版画、素描、写真」、「染織、衣装」および「楽器」の8部門に分かれています。
この美術館は広すぎて、一日ではとても全部みることはできません。
お子さんは迷子にならないように気を付けてください。大人でも自分がどこにいるか分からなくなる時があります。
またフリーガイドツアーも各展示エリアごとに開催しています。
展示品
この美術館は、日本でいう博物館と美術館が一緒になったような施設です。
一年間で3回訪問しました。
それでも、エリアとしては全部見たつもりですが、さっと流したところが多々あります。観光で訪れる方は、見たいエリアを決めて訪問することをお勧めします。
最初に訪問した時は、SAMURAI!という特別展示イベントを開催していました。
日本人がボストンまで来て見るべきか迷いましたが、ここに住んでいるからこそあえてみてみました。
ほんの一部をご紹介しましすが、ここの美術館の所持品だけでも相当の数がありました。
日本人だけでなく、多くの方が興味を持って楽しんでおり、日本の文化に興味を持ってくれるのは嬉しいことです。
この時期は、特に SAMURAI という言葉が流行っていました。
個人的には、エジプト展示室が好きでした。
古く迫力があり、面白いものも少なからずありました。展示品の写真だけでは大きさが伝わりにくいですが、高い天井まで届く数メートル級の展示物が多々あります。
この大きさの石像。どうやって運び込んだのか気になります。
美術品を補修するエリアがありました。何か月もかけて丁寧に補修していくそうで、ありがたいことです。
アジアの展示物や、
貨幣の歴史、
古代文明の発展と、各民族の器用な作品、
絵画類も広大な部屋に数多く展示されています。
ほかにも興味深い遺物がたくさんありました。
古代の楽器。すでに現代の楽器とあまり変わらないです。
観ていて飽きない土偶たち。
絵画の展示室も壮大で、美術に精通していない私でさえ知っている超有名な絵画がたくさんあります。
ここボストン美術館で描かれた作品です。
また昔の作品だけでなく、現代作品もあり、すべてのアートを楽しめる場所です。
展示品の種類も数も豊富です。アメリカ3大美術館では本物に出会えます。
ぜひ知識と目を養うチャンスを得てください。