まるのるま

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ボストン観光 聖パトリックデイ (St. Patrick's Day) 緑をまとってお祝いしよう

聖パトリックデイは、アイルランドキリスト教を広めた聖パトリックの命日です。3月17日で、カトリックの祭日であり、緑のものを身に着けてお祝いをします。町中が緑に染まる日、緑を付けて出かけてみませんか。

  

St. Patrick’s Dayってなあに?

 

St. Patrick’s Dayは、5世紀頃アイルランドキリスト教を広めた聖パトリックの命日、3月17日で、カトリックの祭日であり、1000年以上にわたるアイルランド共和国の祝祭日です。

 

シャムロックを服につけたり、ミサを行ったりします。アイルランドではこの日を祝う伝統が受け継がれ、1903年からは祝日となり、イギリスから独立後、徐々に祭礼日へと発展しました。

 

アメリカでは緑色の物を身につけて祝う日で、「緑の日」とも呼ばれ、ボストンなどアイルランド系移民の多い地域・都市ではパレードなどが盛大に祝われます。

  

St. Patrick の歴史

 

St.Patrickはローマ英国に生まれ、16歳で奴隷としてアイルランドに連れていかれました。

いったん逃亡をしましたが、アイルランドに戻り、キリスト教を広めたといわれます。

 

彼の神話は、死後、さらに伝わり、シャムロックという三つ葉のクローバーで知られる父、子と精霊の「三位一体」は有名な教義となりました。

 

後に、多くのアイルランド人が飢餓によりアメリカ大陸に移り住み、差別による迫害を受け苦しみました。

 

しかし多数となったアイルランド人が開催するSt.Patrick’s Dayが政治家にとって重要性を帯び、1948年人種偏見に立ち向かう大統領が同日のパレードに参加したことから、アイルランドアメリカ人の誇りの日となりました。

 

ボストンの St. Patrick’s Day

 

アイルランドの歴史についても、カトリックについても詳しく知らなかったのですが、緑のものを身に着ける日と聞いていたので、街の様子を見に出かけてみました。

 

街中は人で溢れかえっています。電車の中も、ハンバーガーショップも、クインシーマーケットも緑でいっぱいです。

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中には変わった格好をしている人もいますよ。パレードに参加するのでしょうか。楽しそうです。

この日に、何も知らずにカトリック教徒のいる街に旅行するとびっくりしますよね。

 

日本にも多くのアイリッシュ系の方がいらっしゃいます。

ハロウィンが浸透したように、いつか日本でも、緑のSt.Patrick's Dayを祝う時が来るかもしれません。