一時帰国で訪れた福岡県。初詣や受験の際にはお世話になった天神様にお参りに行きました。神社は写真撮影にも適しており、厳かな雰囲気の中、ゆっくり散策を楽しみました。電車でもアクセスが簡単な太宰府天満宮、福岡訪問の際はぜひ!
太宰府天満宮とは
太宰府天満宮は、菅原道真の御墓所の上に社殿を造り、その御神霊を祀る神社です。 特に「学問の神様」として、広く世の崇敬を集め、年間約1000万人の参拝者が訪れます。
神紋は梅紋で、2-3月にかけては美しい梅が咲き乱れます。
Photo from : sp.dazaifutenmangu.or.jp
今回は車で行きましたが、電車でもアクセスが便利です。
西鉄天神駅から大牟田線で西鉄二日市駅まで、太宰府線に乗換え太宰府駅下車すぐ。
参道
雰囲気ある鳥居に迎えられます。
平日の昼間でも参拝客で賑わいます。
太宰府バーガーには外国からの観光客もたくさん。
太宰府のスタバはその造りで有名です。スタバファンには、なお訪れたい場所。
神社手前の小径は良い雰囲気です。
天満宮
参道を抜けると天満宮への入り口があります。
太鼓橋。入り口手前から、過去、現在、未来、を渡る橋とされています。
池や庭の造りも風情があります。
太鼓橋を渡ると楼門が見えてきます。
御神牛は、道真公が丑年生まれであること、亡骸を乗せた牛車が止まった場所が現在の本殿であることなど天神様と関わりの深い「神牛」として称えられています。触ると賢くなるとの言い伝えにより、皆が触っていき色が変わっています。
この鳥居をくぐった右側に手水舎があります。
手水舎で手や口を清めます。傍らには、道真公の生涯とその精神を称えた碑があり、道真公の子孫の署名があります。
太鼓橋側と本殿側とで形状が異なる珍しい楼門です。
楼門をくぐると正面に本殿があります。
日々お参りされる方がたくさんいらっしゃいます。
10月中、特別受験合格祈願大祭が開催されています。この時期限定のお守りや絵馬が用意されていました。
近くで見るとより、本殿の造りは素晴らしいです。
本殿側から楼門を見た景色。回廊に囲まれています。
回廊に囲まれたエリアに立つ2か所のお堂みたいなところで、常時おみくじがひけます。少し早めの来年への期待。
回廊ではお守りなどが販売されています。私は、かつて太宰府の鉛筆を使って、無事志望校に合格しました。心強い味方でした。
神社にはたくさんの動物の神様が祀られています。麒麟は、銅製の鷽(ウソ)とともに県の文化財に指定されています。
回廊の外側です。趣があります。
なにげない広場も美しいです。
太鼓橋からの景色。結構高さのある太鼓です。
太鼓橋がかかる噴水があるほうの池は心字池と呼ばれ、浮石と池で心の字に見えます。
その太鼓橋の手前には、モミジの葉が色鮮やかに。
梅ケ枝餅
さて、お参りを済ませたら小腹が空いたので、名産品の梅ヶ枝餅をいただきます。
お土産はもちろん、
その場で頂く餅を個別に購入すると、焼き立てほやほやが頂けます。外はパリッ、中はしっとりとしたお餅の中に餡子が入っています。
最後に
冬の夜に行くことが多い太宰府天満宮。冬の夜は梅が咲きライトアップされて豪華絢爛ですが、昼間はとても落ち着く場所です。じっくりお参りするには昼間がいいかもしれませんね。
むかしむかし、受験の際には大変お世話になりました。受験生はお参りし、努力を応援して貰ってはいかがでしょうか。
今回の写真は、Sony RX100ⅣとSony RX1で撮影しました。旅にはやっぱり欠かせないカメラです。